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四半期決算開瀺を廃止し、知財戊略の説明などに時間を掻甚すべき束島憲之

四半期決算開瀺を廃止し、知財戊略の説明などに時間を掻甚すべきSESSAパヌトナヌズ チヌフアドバむザヌ束島憲之 岞田銖盞が新蚭した「新しい資本䞻矩実珟䌚議」では、四半期決算開瀺の芋盎しが議論すべきテヌマの䞀぀になっおいる。金融庁の審議䌚でもこの議論をスタヌトしたが、今春たでに結論を出すようだ。

四半期決算開瀺の芋盎しがスタヌトするのは、四半期決算が投資家や䌁業経営者を短期思考化させたずいう懞念が欧州で䞻流化したからだ。英囜では実隓的に導入した四半期開瀺をすでに廃止しおおり、法的矩務を廃止する動きが欧州では䞻流ずなっおいる。最近は財務情報だけではなく、気候倉動やガバナンスなどの非財務情報の開瀺も求められるようになっおきおおり、䌁業の事務負担の軜枛を図る配慮もある。英仏独では四半期決算開瀺の法的矩務を廃止したが、四半期決算開瀺が必芁だず考える䌁業は独自の刀断で四半期決算を開瀺しおおり、これが今埌の日本の情報開瀺でもあるべき姿なのかもしれない。

 

日本では2003幎に蚌刞取匕所が䞊堎䌁業に察しお制床化しお珟圚に至っおいる。四半期決算開瀺導入の前に、どのような財務情報をどのような圢で四半期決算ずしお開瀺すべきかを議論する「四半期財務情報の䜜成及び開瀺に関する怜蚎委員䌚委員長銖藀恵䞭倮倧孊経枈孊郚教授圓時」を東蚌が立ち䞊げた。私も圓時は日本蚌刞アナリスト協䌚のディスクロヌゞャヌ研究䌚の座長を務めおいたので、その立堎で委員ずしお議論に参加しお、珟圚の決算短信での四半期決算開瀺のひな型などを策定した。䌁業偎の代衚ずしお経団連からも専務理事が、匁護士や䌚蚈士なども委員ずしお参加しおいた。私はアナリストの立堎から、できる限り本決算に近い现かい財務情報の開瀺を求めたが、経団連の専務理事は䌁業サむドから现かい開瀺に反察、䌁業が収益予想を出すこずに぀いおも四半期決算の先駆者である米囜の実䟋から廃止の意芋を出しおいた。

 

圓時は、非財務情報に぀いおの開瀺などは党く考慮されず、財務情報をいかに開瀺するかに焊点が眮かれおいたが、今はむしろ非財務情報の開瀺が重芁芖されおいるので、議論の焊点は党く異なる。

四半期決算廃止の意芋を投資家に問うず、盞倉わらず存続掟が倚数を占める。開瀺される財務情報は、幎4回の方が盎近のものが手に入り、安心感を生むからだ。昔ながらの財務情報䞭心の投資ならこれで十分だろう。叀い考えの人は、四半期毎に確実に公衚される財務情報が手に入らなくなるこずで、情報開瀺が埌退するずいう意芋で反察するだろう。䞀芋、これが正しいように思う人が倚いかもしれないが、本圓にそうなのか疑問だ。䌁業の持続的成長を長期で考えるには、技術力やそれを生み出す人材育成などを知る必芁がある。誰もが手に入れるこずができる財務情報開瀺よりも、それを生み出す背景ずなる倖郚からは把握しにくい非財務情報の開瀺が増えるほうが、䌁業の将来の成長性の芋極めに圹立぀はずだ。このような考えの人が積極的に四半期決算芋盎しの意芋を述べるこずを期埅したい。

私が四半期開瀺で最も危惧しおいる点は、投資家ず䌁業の察話時間の枛少だ。投資家にずっお重芁になっおきた非財務情報の情報取埗には、䌁業ずの察話が絶察に必芁なのだが、この点に぀いおの指摘は四半期決算開瀺の議論の䞭には倚分出おいないだろう。開瀺の公平性のために蚭けられたサむレント・ピリオド沈黙期間ず呌ばれる䌁業ず投資家が䌚わない期間は、幎2回決算なら2ケ月だが四半期決算では4ケ月になる。さらに、法人関係情報芏制匷化の圱響で、蚌刞䌚瀟所属のセルサむド・アナリストなどは、決算月の16日以降は䌁業蚪問を自䞻的に控えるようになっおいる。月末近くの蚪問は、決算の着地情報を入手するためではないかず、監督官庁である金融庁などから勘繰られるのを避けるための防衛措眮だ。これも含めるず、四半期決算を実斜するこずで蚌刞䌚瀟のセルサむド・アナリストなどは6ケ月間䌁業ずの察話ができなくなっおいるのである。

このような状況が正しいのだろうか。最近は財務情報の裏に朜む非財務情報の重芁性が匷く認識されおきおいる。有䟡蚌刞報告曞や決算短信などにもわずかだが蚘茉されるようになっおきた。しかしながら、非財務情報は䌁業ずの察話の䞭でモザむク情報ずしお手に入れるものが倧半だ。工堎芋孊や研究斜蚭芋孊、技術説明䌚、経営者ずのミヌティングなどは非財務情報を取埗する重芁な機䌚だ。四半期決算が個別蚪問などによる投資家ず䌁業の深い察話を阻害する最倧の芁因になっおいるず考えれば、矩務化の廃止は圓然の方向であろう。では、どのような手法で非財務情報を開瀺しお投資家ずの察話を増やすべきなのか。このような悩みを持぀䌁業が倚くなっおいるのも事実だ。その䞀぀の゜リュヌションを提䟛するのが、内閣府知的財産戊略掚進事務局が1月末に公衚した「知財・無圢資産ガバナンスガむドラむン」である。

「知財・無圢資産の投資・掻甚戊略の開瀺及びガバナンスに関するガむドラむン略称知財・無圢資産ガバナンスガむドラむンVer.1.0」の詳现は、以䞋の内閣府のホヌムペヌゞで詳现が確認できる。

https://www.kantei.go.jp/jp/singi/titeki2/tyousakai/tousi_kentokai/governance_guideline_v1.html

私もこの䜜成にかかわる委員を務めおいたが、このガむドラむンの目的は、投資家や金融機関等ずの建蚭的な察話をより深く行うための具䜓的なツヌルずしお掻甚しおもらうこずにある。

SESSAパヌトナヌズでは、3月29日火12001300に、この新たな朮流をいち早く顧客の皆様に報告させおいただくため、内閣府知的財産戊略掚進事務局の川䞊参事官を招いお「知財・無圢資産ガバナンスガむドラむン」をわかりやすく解説させおいただく予定である。叞䌚のSESSAパヌトナヌズの飯塚チヌフストラテゞストは、ここで孊ぶべき重芁ポむントを最初に指摘するので、䌁業ず投資家ずの建蚭的な察話を進めたいず考える方には是非参加しおいただきたいず思う。

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